オンライン授業を実施する教員向けに、授業設計や評価方法のポイント、九州大学で行われている実践事例、関連するツール、ティップスなどについて紹介しています。
最新情報を随時更新しています。
オンライン授業の種類
オンライン授業は、インターネットを介して行う遠隔授業のことです。
以下では、本学が想定している2つの基本的なオンライン授業(「リアルタイム型授業」と「オンデマンド型授業」)、およびその発展型としての「ハイブリット型授業」、「ハイフレックス型授業」について、紹介します。
1. リアルタイム型(ライブ型)授業
講義時間割に沿って、学生がWeb会議システム等を利用して受講する形態です。
教員が無人の教室や研究室、自宅等からオンラインで授業の配信を行い、学生は同じ時間にそのWeb会議に参加し、映像の視聴、ディスカッションの実施などを通じて、学習を行います。時間割で決まった時間に授業が行われることで、学生に継続的に学習を行うきっかけを与えることが可能です。
2. オンデマンド型授業
学生が自分の都合の良い時間・場所でインターネット上に置かれたに講義ビデオや講義資料等を用いて受講する形態です。
eラーニングプラットフォームMoodle等を利用し、教員が用意した教材をもとに学生が個別に学習します。学生は、自分の学習のペースに合わせて、授業を自由に受講することが可能です。
3. ハイブリット(ブレンディッド)型授業
1つの授業科目の中で、上記のオンライン授業と対面授業を併用する形態です。
授業の特徴や学習目標を考慮して、最適と考えられる組み合わせを使うことになります。たとえば、8回にわたる授業のうち、受講生同士の顔合わせとしての初回や、実習のように対面が望ましい回を対面で実施し、それ以外はオンラインで実施するなどが考えられます。
4. ハイフレックス型授業
同じ内容の授業を、対面とオンラインで同時に行う授業方法です。
教員は対面で授業を行い、学生は自身の状況に応じて対面授業を受講するか、同期双方向型のオンライン授業を受講するかを選ぶことができます。音響設備をはじめとする教室環境の設定が必要であり、教室と対面の両方の学生に注意しながら授業を行わなければならない教員の負荷も高い方法ですが、学生が受講形態を選ぶことができる点や、対面授業の実施が不可能になった場合にも、フルオンライン授業への移行が容易である点がメリットと言えます。
*(参考)最近たまに耳にするハイフレックス型授業とは(PDF)
どんな選択肢があるか(随時公開)
オンライン授業に関する規定(工事中)
本規定については、学内審議を経て確定次第、掲載する予定です。
オンライン授業に関する調査(随時公開)
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1. 九州大学新型コロナウイルス危機対策本部・九州大学教育改⾰推進本部:「九州⼤学はコロナから何を学んだかインタビュー調査」
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2. 九州大学教育改⾰推進本部:「令和2年度 学⽣⽣活およびオンライン授業に関するアンケート調査結果報告(オンライン授業パート)」
オンライン授業に関する学内リソース
1.「オンライン授業講習会」のコース
2.Teams、その他のシステムの提供等について
九州大学では、Teamsを大学の契約・技術サポートのある会議システムとして、インストール方法や使い方などのマニュアルの提供、ならびにサポートチームによる質問応答をしております。
オンライン授業に関する学外リソース
各種お問い合わせ先
1.Teams、M2B(Moodle/B-QUBE/Metaboard)システムの基本的な操作方法に関するお問い合わせ
2.M2B(Moodle/B-QUBE/Metaboard)システム全般に関するお問い合わせ(コース作成、教材登録等)
3.ICT活用情報に関するお問い合わせ
4.オンライン授業全般に関するお問い合わせ
E-mail: online-lec-help[at]iii.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの[at]を@に変更してください。
5.オンライン授業のティップス動画集に関する問い合わせ先・実践事例の共有
九州大学未来人材育成機構
E-mail: innovation[at]ueii.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの[at]を@に変更してください。