Policies 教学マネジメントとFD実施の方針

概要

本機構の前身である九州大学教育改革推進本部では、九州大学において学修者本位の教育を推進する全学指針として、平成30年度に「九州大学教学マネジメント枠組み」を策定しました。そして、この大きな方針にそって、各学部・学府における教育の高度化を支援する環境整備を行うとともに、教育改善を図るためのファカルティ・ディベロップメント(FD)を組織的に実施しています。

「九州大学教学マネジメント枠組み」では、学科・専攻ごとに掲げる人材育成目標が、日々の教育の中で具体化されることを目指しています。すなわち、学生が、学位プログラム(教育課程)を構成する授業科目一つ一つの到達目標を達成していくことで、卒業時には、学位プログラム全体としての学修目標を達成できているようにすることを目指しています。そのために、「教育の目標設定、計画・実践、評価、改善」のサイクルを、学位プログラムのレベルと授業科目のレベルに分けて整理し、両者が整合するための仕組み(システム)を整備するとともに、その理念が教育現場で活かされるように、授業内容・方法の高度化を推進しています(表参照)。


関連リンク

九大広報 vol.122(2021年7月)

特集2 教育を学生目線で描く。

《2021年度・第1回全学FD(新任教員の研修)》(2021年4月)

九州大学の教育システムについて─教育についての考え方と教学マネジメントを推進する仕組み─

九州大学教学マネジメント・システムについて(2021年3月)

リクルート『カレッジマネジメント』221号, 2020, pp.10-13

深堀聰子、「教学マネジメントの実質化に向けて──九州大学カリキュラム・マップによる学修者本位の教育文化の構築」